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犬のストルバイト結石の治療法・予防は?

犬のストルバイト結石の治療法・予防は?

犬のストルバイト結石の治療法・予防は

昨日は犬のストルバイト結石ができる原因を紹介しました。
では、結石が出来てしまったらどのような治療をするのでしょうか。
基本的には、獣医師の監修の元、適切な食事内容に切り替える方法がとられます。
アルカリ性に傾いた尿を酸性に戻し、結石を溶解していく方法です。
結石が小さく症状が軽い場合は、尿路感染症に対する抗生物質などを投与することもあります。
結石が大きく自然排出できない場合は、外科手術によって取り出します。
ストルバイト結石は、治療が終わっても再発率が高い病気です。
再発予防のために、バランスのとれた食事を与えるようにしましょう。
結石は尿中のミネラルとタンパク質が結合してできるので、
食事に含まれるマグネシウムやリンなどのミネラル分を減らしてあげると良いでしょう。
また、しっかりと水分補給をして尿の量を増やし、オシッコをがまんさせないようにしましょう。
これは、ストルバイト結石の原因となる尿路感染症を引き起こす細菌を膀胱に溜めないようにするためです。
また、シャンプーを月に2回ほどするなど、犬の体を清潔に保つことはもちろん、
ケージや犬のソファなど犬の生活空間も掃除をして清潔に保つ必要があります。
膀胱炎や尿道炎を繰り返す犬の場合は、犬を洗浄・除菌できるケア用品と生活空間の洗浄・除菌ができるケア用品で、
1日数回洗浄・除菌して、細菌が入らないようにすることもお勧めです。

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