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犬猫コラム

猫に服を着せる時に気をつけることは?

猫に服を着せる時に気をつけることは?

猫に服を着せる時に気をつけることは

お洋服や帽子でおめかしした猫ちゃんは、可愛く見えますよね。
このようなアイテムを身につけても特別嫌そうに見えないけれど、猫には服を着せても良いのでしょうか?
基本的に猫に服は必要ありませんが、着せる場合は飼い主の注意が必要です。
猫にとって大切な行動のひとつに、毛づくろいがあります。
これは体を清潔にするため、体温調整のためなど健康上の理由のほかに、
リラックスの効果があり心の安定を保つ理由でも重要です。
服を着せるとそれができなくなり、心身の不調をきたす場合があります。
それだけでなく、服を舐めたりかじったりして装飾やウール繊維などを誤飲し、思わぬ病気や窒息などの事故につながる可能性もあります。
さらに、脱げやすいサイズだったり装飾があったりすると引っかかりやすくなり、首が絞まったり怪我をする恐れもあります。
一方で、服を着せるメリットもあります。
手術をした後、毛づくろいをして傷口を開くのを防ぐ方法として、服を着せることがあります。
また、シニア猫の場合は体温調整の機能が低下するので、防寒のためにも有効です。
ただし着用に慣れていなくて嫌がる場合は無理に着せない方が良いですし、
嫌がっていないように見えても上記のようにストレスを感じている場合があるので、注意して観察する必要があります。
このようなメリット・デメリットを考慮した上で猫に服を着せる場合は、
・装飾の無い、猫が舐めても安全な素材でできている服を着せる
・ちょうど良いサイズの服を着せる
・長時間の着用は避ける
・飼い主の目が届く範囲で着用させる
・猫の様子をよく観察する
・嫌がる時は無理に着せない
以上の点に注意するようにしましょう。

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