家の中の植物を食べる

猫が家の中にある観葉植物などを食べてしまうと、大丈夫かと心配になりますね。
猫は元々、草食ではありませんが、時々、草などの植物を食べる事があります。
個体差もありますが、植物を食べる事自体は、猫にとって珍しい行動ではありません。
その理由は、食感を楽しんでいる（遊んでいる）、便秘の解消、栄養補給、お腹の中に溜まった毛玉や有害なものを吐き出すため、など諸説あります。
しかし、猫が食べても大丈夫な植物だけではありません。猫にとって有害な植物が何と約700種あると言われており、気をつけなくてはいけません。
紫陽花、ゆり、バラ、桔梗、ポインセチア、シクラメン、アイビーなど、人気のある植物も猫にとって有害なものが多数あります。
他にもキンポウゲ科、スミレ科、ツツジ科、ナス科などには注意が必要です。
猫草と呼ばれている燕麦（えんばく）、小麦や大麦の若葉などのほか、ガジュマル、シュロチク、アレカヤシなどは猫が食べても大丈夫なのだそうです。
一度ご自宅に危険な植物はないか、確認してみてはいかがでしょうか。