犬に安心して留守番させるには?
ワンちゃんと一緒に生活している中で、どうしても家に残して外出しなければならない場面が出てくると思います。
特に子犬1匹だけで留守番をさせる場合、飼い主さんはとても心配でしょう。
ワンちゃんにとっても留守番は、不安でストレスのかかることなのです。
そもそも、犬は群れで生活するオオカミを祖先としてるため、1匹でいることが苦手です。
その傾向は、甘えん坊の小型犬などに多く見られ、長時間留守番をさせていると、家の中を荒らしたり、吠えたりすることがあります。
では、どうすれば上手にお留守番できるようになるのでしょうか?
留守番をするときにワンちゃんが不安になる原因は、「飼い主さんがこのまま帰ってこないのではないか」と感じるためです。
外出しても必ず帰ってくるんだとワンちゃんに認識してもらうために、まずは、短時間の留守番を繰り返すことから始めましょう。
留守番をしている間にひとりで遊んで過ごせるように、大好きなおもちゃやトレーニンググッズなどを準備してあげるのも効果的です。
また、留守中にサークルやケージの中に入らせることで、家のものを壊したり、間違って危険なものを飲み込んでしまったりといった事故を防ぐことができます。
その際には、ワンちゃんが安心できるベッドの他に、水やトイレなど、必要なものを用意し、ワンちゃんが「安全で心地いい」と感じる環境を準備してあげましょう。
そして、大切なのは、家に帰ったら、「ひとりで留守番できてえらかったね」と褒めてあげることです。
おやつなどのご褒美をもらったり、褒められることで、ワンちゃんはいい子で待っていることができるようになります。
近年では、留守中のペットの様子を見ることができるカメラやアプリも販売されていますので、ワンちゃんの様子が心配な飼い主さんは活用してみるのもいいですね。