子犬のシャンプーはいつから？

元気いっぱいの子犬は、ミルクで口の周りがベタベタになったり、顔じゅうに離乳食が付いてしまったり・・・。
母犬と一緒に暮らす子犬の場合、排泄で汚れたお尻や、体が汚れたところは、母犬がなめてキレイにしてくれます。
新しく家族になった子犬の場合、母犬の代わりは飼い主さん。
でも、はじめて犬を飼う場合、いつからシャンプーしてあげればいいのか悩んでしまうものですよね。
はじめてのシャンプーは、足腰の骨格がしっかりしてくる生後３か月過ぎで、ワクチン接種が終わったあとがオススメです。
それまでは、濡れタオルで拭いてあげたり、お湯に足をつけたり行水させることで、水やお風呂に慣れさせることから始めましょう。
シャンプーの前には、まず、よくブラッシングをして毛のもつれや、毛玉をほぐし、汚れを浮かせておきます。
お湯の温度は、ぬるめの３６〜３8度が適温です。必ず手で温度を確かめましょう。
体を濡らす時には、お尻や足元など、頭から遠いところから始めて、頭を最後に濡らします。
いきなり頭からお湯をかけられるとトラウマになり、お風呂嫌いになってしまうことがありますので、注意が必要です。
シャンプーは手でよく泡立ててから、背中など、子犬が嫌がらない箇所から洗い始めましょう。
このとき、お尻や脇の下、指の間などは、体臭が残りやすいので念入りに洗います。
指の腹でマッサージをするように洗ったら、すすぎは、濡らし方とは逆の頭から始めます。
洗い残しがあると、皮膚炎やフケの原因となりますので、すすぎはしっかりと行います。
すすぎが終わったら、タオルでしっかり水分を拭き取り、ドライヤーで乾かしてあげましょう。
ドライヤーは、子犬の体から離れたところからあて、スリッカーブラシやピンブラシでとかしながら、根元からしっかり乾かすのがコツです。
はじめての場合は、戸惑うこともあると思いますが、ワンちゃんにストレスがかからないよう、シャンプーはなるべく短時間で終わらせてあげるようにしましょう。