犬の爪切りは自宅でできる?
家の外で飼っているワンちゃんや、散歩をよくするワンちゃんの場合、爪は自然と地面で研がれていくので、ほとんど手入れをする必要はありません。
では、家の中にいる室内犬やあまり散歩をしないワンちゃんの場合はどうでしょう?
もし、爪を切ってあげないと、伸びすぎて不自然に折れたり、巻き爪になって皮膚に食い込んだりしてしまいます。
場合によっては、爪が抜けてしまってひどく出血するなどということもありますので、伸びすぎる前に切ってあげる必要があります。
自宅で爪切りをするときには、爪切りは必ず犬用のものを準備します。
犬の爪は筒状になっていて、人間とは構造が違うので、人間用の爪切りでは切ることができないからです。
また、犬の爪は中に血管が通っているので、爪を切る時は、一度にたくさん切らないよう、少しずつ様子を見ながら切っていきましょう。
普段、ワンちゃんの爪は、ドッグサロンで切ってもらっているという飼い主さんも多いと思います。
いつもはおとなしいのに、爪切りをしようとした途端に暴れ出し、逃げてしまって、自宅では爪切りできないというワンちゃんも多いのではないでしょうか?
ワンちゃんにとって、爪を切るときの不自然な姿勢や、爪切りのパチパチという音、爪とぎのガリガリといった慣れない音はとても嫌なものなのです。
自宅で爪切りをする時は、ワンちゃんが不安になったり、怖がったりしないように、声をかけながら優しく固定し、素早く切ってあげるのがポイントです。
爪切りが苦手なワンちゃんなら、初めから4本の足すべての爪を切ろうとせず、1日1本から始めてみるのも良いでしょう。
顔にタオルなどをかけて、前が見えなくなるとおとなしくなることもありますので、ぜひ試してみてください。