猫のシニアフード、いつ切り替えるの？

猫ちゃんの健康状態や体重の変化などによって、シニアフードに切り替える時期は異なりますが、７歳から１０歳くらいを目安に切り替えるのが良いでしょう。
シニアフードは、高齢猫の健康維持のために、カロリーや栄養面で様々な配慮がなされています。
高齢猫は若い頃に比べて運動量が少なくなり、筋力の低下によって基礎代謝量も落ちるため、必要とするカロリーが減ります。
そのため、シニアフードはカロリーが若干控えめになっています。
栄養面でも、たんぱく質やオメガ3脂肪酸、ミネラルなどがバランス良く配合されているものや、関節の健康のためにグルコサミンが入っているものなど、色々な種類がありますので、猫ちゃんの体調に合わせて選んであげるのが良いでしょう。
フードを切り替えるときには、これまでの成猫用フードにシニア用を混ぜて与え、様子を見ながら、7日から10日ほどかけて徐々に切り替えを行っていきます。
歯が弱ってきた猫ちゃんには、ドライフードをぬるま湯や水でふやかして柔らかくしてあげるのがオススメです。
病歴のある猫ちゃんの場合は、かかりつけの獣医さんと相談しながらシニアフードへ切り替えていきましょう。