猫のマイクロチップって?
猫ちゃんの体に入れるマイクロチップは、直径2mm、長さ約8〜12mmの円筒形の電子標識器具です。
それぞれのチップには、固有の15桁の数字(番号)が記録されていて、この番号を専用のリーダー(読取器)で読み取って、個体識別(身分証明)をすることができます。
ヨーロッパやアメリカをはじめ、世界中で広く使われており、海外へ連れて行く時には、マイクロチップが埋め込まれていないと持ち込めない国もあります。
専用のインジェクター(チップ注入器)を使って、猫ちゃんの場合には、首の後ろに埋め込むのが一般的です。
正常な状態であれば、体内で移動することはほとんどなく、注入する際の痛みも普通の注射と同じくらいと言われています。
猫ちゃんは生後4週齢頃から埋め込み可能と言われていますので、マイクロチップの埋め込みをお考えの場合は、動物病院に相談してみましょう。
マイクロチップの番号と飼い主の名前、住所、連絡先などのデータは、飼い主さんご自身が「動物ID普及推進会議(AIPO)」のデータベースに登録する必要があります。
猫ちゃんを室内で飼っている場合であっても、迷子や地震などの災害、盗難や事故などによって、飼い主さんとはぐれてしまうことがあります。
いざという時に対応できるように、マイクロチップを装着し、登録しておくことをオススメします。