猫の錠剤の飲ませ方!上手に飲ませるコツは?
猫ちゃんに錠剤を飲ませる時は、まず座らせて、利き手と反対の手で猫ちゃんの頬骨を持って頭を上に向けます。
この時、鼻が75度ぐらいの角度になるまで顔を上げるのがコツです。
45度ぐらいだと、飲み込んでもらえない確率が高くなるので注意しましょう。
次に、利き手の親指と人差し指で薬を持ち、薬を持ったまま、中指で猫ちゃんの下の切歯(前歯)に指をかけて口を開けます。
口が開いたら、舌の付け根のあたりに薬を落としましょう。垂直に顔が上がっていれば、ストンと落下させることができます。
猫ちゃんが飲み込むまでは、しばらくの間、猫ちゃんの頭を持っている手を離さず、上に向かせておきましょう。
投薬後は、約5ml(ティースプーン1杯分)の水を飲ませることで、飲ませた薬が食道に詰まったり、食道炎を起こす可能性が大幅に減少します。
食道炎を起こすことが報告されている薬や、大きい錠剤を飲ませる場合には、投薬後に必ず水を飲ませるようにしましょう。