うちの猫、蚊に刺されたら病気になる?
5月に入り、蚊が活発になり始めましたね。
猫が刺されたら、病気にかかってしまうかも、と心配する飼い主さんも少なくないでしょう。
蚊による感染症の中で注意したい病気の一つに、フィラリア症があります。
フィラリアは、別名「犬糸状虫(いぬしじょうちゅう)」と言い、
名前にあるように、犬の体内を寄生場所として成長する寄生虫です。
蚊を媒介して、感染した犬から猫へ寄生虫が運ばれ、猫の体内に侵入すると、
猫にも感染してしまいます。
猫のフィラリア症予防は、蚊に接触する機会を減らす他、予防薬の投与が有効です。
投薬は月1回、蚊に刺される心配がなくなる冬まで継続します。
開始は蚊が発生してからでも間に合いますので、今からでも遅くありません!
早めの予防で、心配事を少しでも減らしましょう♪
もし猫が感染してしまったら、最初は目立った症状はありませんが、
進行すると咳、呼吸困難、下痢、嘔吐などの症状が出始めます。
犬のフィラリア症が多い地域では感染のリスクが高まるため、
少しでも「様子が変だな」と感じたら動物病院で検査してもらいましょう。
検査は抗原検査で、採血後10分程で結果がわかります。
ちなみに、こちらのページでは猫の症状別に、原因や考えられる病気をまとめています。
フィラリア症の症状は他の病気にも見られるものなので、ぜひ参考にしてみてください^^
気になる症状は?(猫編)