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犬猫コラム

犬と猫のご飯の違いって?

犬と猫のご飯の違いって?

犬と猫のご飯の違いって

犬は人間と同じくなんでも食べる雑食性です。
一方猫は肉食性で、野生では狩った虫や小動物、鳥などを食べます。
どちらも人と同じく基本の5大栄養素+水分が必要ですが、それぞれ内容が異なります。
筋肉や臓器など体の組織をつくるたんぱく質は、人間の場合8種類の必須アミノ酸でできていますが
犬の場合はそれが10種類にも及ぶので、人間より多様なたんぱく質を食材から摂取しなければなりません。
また、猫は人や犬とは異なる必須アミノ酸のうちタウリンが体内ではほとんど合成できず、欠乏すると病気を引き起こす可能性が高まります。
炭水化物に対しての消化機能は犬や猫は弱いので、人間ほど多く必要ではありません。
活動に必要なエネルギー源は、主にたんぱく質や脂質から摂取します。
ただし、炭水化物のうち繊維質は腸内環境を整えるはたらきがあるので、
ドッグフードやキャットフードにそれらが配合されていることもあります。
ビタミンの中で代表的なビタミンCは、人間の場合自分の体内で生成できないので自ら摂取しないといけません。
しかし犬や猫は自分で作りだすことができるので、わざわざ与える必要がありません。
肉食性の猫が野菜や果物を食べなくても問題無いのはそのためです。
このように様々な点で人間とは違いますし、犬と猫でも「雑食性」「肉食性」という点で異なります。
健康な体を保つために、犬は犬専用、猫は猫専用に栄養バランスを調整されたご飯を与えましょう。

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