犬のストルバイト結石はどうしてできるの?
・ワンちゃんが何度も何度もトイレに行くが出る尿の量が少ない
・膀胱炎を起こして血尿をだしてしまった
・オシッコをするときに痛がっていたり、変な格好をしているように見える
・陰部を非常に気にする仕草をすることがある
このような症状を見受けられたら、もしかしたらストルバイト結石ができているかもしれません。
ストルバイト結石は犬の結石の約45%を占め、膀胱や尿道が細菌で感染する尿路感染症によって引き起こされます。
通常尿は酸性ですが、尿路内で細菌感染すると、細菌が出す毒素で尿がアルカリ性に傾きます。
すると通常の酸性の尿で溶解できていた「リン酸アンモニウムマグネシウム」を溶解できなくなり、
それが結晶、さらには結石になる場合が大半と言われています。
さらに、食べ物・お水などからカルシウム、マグネシウム、リン、尿酸、ケイ酸などの
ミネラルを過剰摂取すると、尿中のタンパクや細菌と、これらの物質が結合しやすくなります。
飲水量の減少で尿量が少なくなることも、尿の濃縮により結石の形成が助長されます。
オシッコの際、気になる症状を見受けられたら、病院で検査してもらいましょう。