トイ・プードルの名前の由来って？

現在プードルは、サイズに応じて４種類がJKC（ジャパンケンネルクラプ）によって公認されています。
体高が45cm〜60cmのスタンダード・プードル、38cm〜45cmのミディアム・プードル、28cm〜38cmのミニチュア・プードル、そして、28cm以下のトイ・プードルです。
プードルの歴史は、不明な点が多く、原産地などはっきりと分かっていません。
１６世紀ごろからフランスの上流階級の婦人の間で人気が高まったように、フランスで人気を博したことから、フランス原産とすることが一般的なようです。
その一方で、「プードル」の語源は、ドイツ語で水をバチャバチャさせるという意味の『pudeln（プーデルン）』であるという説が有力とされています。
そのため、ドイツ原産の「バーベット」という水辺の猟を得意とする犬が祖先犬であると言われることもあります。
また、南欧のウォーター・ドッグ（水中作業犬）との混血であるという説もありますが、定かではありません。
トイ・プードルのトイは小さいという意味ですが、近年、トイ・プードルよりさらに小さい「ティーカップ・プードル」と呼ばれる極小サイズのプードルの人気が高まってきています。
現在のところ、ティーカップ・プードルは公認されていませんが、今後さらに人気が高まり、より犬種が安定してくれば、将来的には公認される可能性もあるかもしれませんね。