犬にアボカドを与えるのは危険？！

栄養豊富で森のバターとも呼ばれる「アボカド」は、健康食材として人気がありますね。
そんなアボカドが、犬にとっては危険な食べ物だということをご存知でしょうか？
実は、アボカドに含まれる「ペルシン」という殺菌作用のある成分が、中毒を引き起こすことがあります。
この「ペルシン」は果肉だけでなく、皮や種、葉っぱなどにも含まれているので、自宅で栽培している場合には注意が必要です。
症状としては、胃腸刺激や嘔吐、下痢、呼吸困難、うっ血、けいれん等があり、最悪の場合は死に至ることもあるとされています。
アボカドには千種類以上の品種があり、品種によって「ペルシン」の含有量に違いがあります。
また、ワンちゃんの個体差もありますので、どのくらいの量を食べると危険なのかは、一概に判断することができません。
もし、間違って食べてしまった場合には、しばらくワンちゃんの様子を観察してみましょう。
そして、何らかの症状が現れた場合には、すぐに、かかりつけの動物病院へ連れて行ってください。